アレクサンダー・テクニーク 思考と心 練習 身体の仕組み

一日の練習量はどれくらい?

「一日にどれくらい練習するのがいいんでしょうか。」

というご相談をよくいただきます。

有吉尚子です。こんにちは!

果たして練習は長時間であるほどが良いのでしょうか。

これを読んでいる方ならそんなことはないのをすでに知っていると思います。

変なクセをつけるようないい加減な吹き方で長時間やるならとても良くこだわって短時間のほうがずっといいのは明らかですよね。

そして最低何分なんていう目安も人によるので何ともいえません。

お昼休みに15分だけ毎日吹く、という方もいれば夜に3時間は練習するのが日課という方も、日曜に1時間だけという方も、それぞれの生活のペースの中で自分が無理なく続けられるリズムを見つけて上達されています。

そして専門家を目指す学生の場合は一日10時間でも集中して練習するのが楽しかったりもします。

そんな人それぞれの中でひとつだけ頭に置いておきたいのは本当はやりたくないと思ってる時にノルマの時間だけ漫然と音出しをするのは良くないということ。

やりたくないと思ってるときには身体も固く動きにくくなったりやらないための他の用事を探す思考になっていたりします。

それを習慣付けてしまうことになるのは不本意ですよね。

「2分でいいから吹きたい!」そんな気持ちの時ならほんの少しでも練習するのは役に立つでしょう。

でも「決まった時間だけ音を出さなければならない」なんてモチベーションのときは思い切って休んでしまう方がいいでしょう。

結局どれくらい練習時間を取るのがいいかという質問には「本人がやりたいと思うだけ」というお答えになりますね。

ご自身が何をどれくらいやりたいと思っているのかというのが一番参考になると思いますよ。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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