「一日にどれくらい練習するのがいいんでしょうか。」
というご相談をよくいただきます。
有吉尚子です。こんにちは!
果たして練習は長時間であるほどが良いのでしょうか。
これを読んでいる方ならそんなことはないのをすでに知っていると思います。
変なクセをつけるようないい加減な吹き方で長時間やるならとても良くこだわって短時間のほうがずっといいのは明らかですよね。
そして最低何分なんていう目安も人によるので何ともいえません。
お昼休みに15分だけ毎日吹く、という方もいれば夜に3時間は練習するのが日課という方も、日曜に1時間だけという方も、それぞれの生活のペースの中で自分が無理なく続けられるリズムを見つけて上達されています。
そして専門家を目指す学生の場合は一日10時間でも集中して練習するのが楽しかったりもします。
そんな人それぞれの中でひとつだけ頭に置いておきたいのは本当はやりたくないと思ってる時にノルマの時間だけ漫然と音出しをするのは良くないということ。
やりたくないと思ってるときには身体も固く動きにくくなったりやらないための他の用事を探す思考になっていたりします。
それを習慣付けてしまうことになるのは不本意ですよね。
「2分でいいから吹きたい!」そんな気持ちの時ならほんの少しでも練習するのは役に立つでしょう。
でも「決まった時間だけ音を出さなければならない」なんてモチベーションのときは思い切って休んでしまう方がいいでしょう。
結局どれくらい練習時間を取るのがいいかという質問には「本人がやりたいと思うだけ」というお答えになりますね。
ご自身が何をどれくらいやりたいと思っているのかというのが一番参考になると思いますよ。
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