前回の記事で書いたように自分の主張だけを押し付けてしまってはコミュニケーションを上手くいかせるのは難しいですね。
では。
お互いに関係するフレーズを吹いていて、自分は何かもっとやりたい表現などがあるのにそれと違うことをしている相手にはどんな風に伝えたらお互いに気持ちよく演奏出来るでしょうか。
有吉尚子です。こんにちは!
代わりに「こうやった方がいいですよね」「あの有名プレーヤーはこうしてましたよ」それはあなたの価値観の表明なんですよ。
「こういう風にやってみるのはどう思いますか?」とか「こんな風にやりたいんだけど付き合ってくれない?」そんな言葉を選んでみるのはどうでしょうか。
発言力の強い相手に仕方なく合わせるというのが続けば反感を感じるのは自然なこと。
せっかく出会って一緒に長い時間を共有する相手ならお互いに快適に過ごしたいものですよね。
周りがどんなに煽っても本人がやりたいと感じないことはさせることはできませんから。
そもそも練習はしたくない、その場で音を出せれば満足、というタイプなら短いほんの数フレーズの素材で「この曲一緒にやってみよう」なんてお互い楽しいと思えることに誘うのも良いかもしれませんね。
要求するのではなく提案すること、どんなコミュニケーションでも大切な視点かもしれません。
そして提案したことに対していい反応が欲しかったら「自分もそれが良いと思う!」という気持ちになりやすい言葉を探してみませんか?