レッスンで指摘されたことや合奏中に気付いたことなど、何か改善したいなと思ったその瞬間に動作をしようと反応していませんか?
有吉尚子です。こんにちは!
思ったことは即座に行動に移す、それって大切なことではありますよね。
そして音や吹き心地やその他にも何かを変えたいと思ったら、やってる行動それ自体ではなく行動を引き起こしている思考から変えなければならないことはとても多いです。
例えばブレスのときには役に立たない筋肉で力んでいたら「力みをやめよう」と思っても効果が出にくいんです。
なぜかと言うと、力んでいるのは適切な筋肉が働いていないことの代わりだったり
自分が頑張ってるのを筋感覚的に感じたいという望みだったり、何かしらそれをすることが必要だと思っている理由があるから。
その根本的な原因になっている理由を解決しないで目に見える問題の力みだけやめようとしたって大抵うまくいかないし、たとえそれをやめられても原因が解決せずそのままなら別の問題が出て来ます。
改善したいことがあるなら反射的になにかするよりも一瞬の間をとって原因や解決方法を考えて、上手くいっていない現在の習慣的なやり方ではなく「これをこの手順で」という動作のプランを新しく作るための時間を取るのは結局近道になるんですよ。
奏法を変えようとする時などぜひやってみてくださいね!