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聴いたものに左右されていませんか?

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まだ音がイメージ出来ない段階で新しい曲を譜読みするとき、どんな風に楽譜を把握しようとしていますか?

有吉尚子です。こんにちは!

自分の専門楽器でパート譜だけ鳴らしてみるというのでは、曲全体を把握するには用が足りませんね。

何かで楽譜にある音を鳴らして聴いてみたいと思った時、CDやYouTubeなど誰かが演奏した音源を探してみることもあるかもしれません。

しかし。

自分の表現や解釈の参考にするという意味なら誰かの演奏を聴くというのはとても有意義ですが自分がどう感じるかどうやりたいかということが全く無い段階では、聴いた演奏の抑揚や印象が強く残ってしまってそちらに向かって方向付けられてしまうという面もあるんですね。

もちろん影響を受けたいために聴くという場面でならうってつけです。

でも、本当は自分で楽譜を読んで解釈したいようなことがたまたま聴いた他人の演奏の印象に左右されてしまうとしたら、ちょっと考えてしまいませんか?

それを聴かなかったら自分でもっと違う風に演奏したかもしれない、そんなことが気づかないうちに起きているかもしれません。

それに世の中にはすでに誰かが演奏したってわけじゃなく、自分が新しい曲を初演するような機会だってあるんですから、誰かの演奏を参考にしないと音楽が作れないんじゃ窮屈ですよね。

誰かの演奏を聴くのは目的によっては大切なことですが、まずは自分で感じてみて考えてみるそれも音楽を楽しむ上で大切なことのひとつだと思います。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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