練習

何時間練習すればいいですか?

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中高生の講座で「何時間練習したらいいですか?」という質問を多く受けます。

有吉尚子です。こんにちは!

答えから言うと、時間数は上達とは関係ないとわたしは思っています。

1万時間練習したらプロになれるくらい熟練するっていう「1万時間の法則」なんてこの頃よく耳にしますが、あれはただ時間をかけたら成功するということではなくて質のいい練習を積み重ねたら、ということなんですよね。

テレビを観ながらロングトーンをしたり、うるさくて自分の音が聴こえないような環境で音を並べてみたり、そんな練習を1万時間やっても変なクセが付いたり音を聞かない習慣になったりするだけで上達はしません。

音大受験生や学生は長時間練習すると思われていますが、これも「1日7時間やるぞ」とか決めているわけではなくて、やりたいことが一定のレベルに達するために
必要なことをやってたら結果的に長時間過ぎていたというようなことなんです。

そんな経験を積み重ねてどういう練習が実際に効果があってそのときの自分に何が必要かわかるようになってくると、目標達成のための手順を早く進められるしできたかどうかを判断する耳もできて来るのでムダな時間はかけないで良くなったりします。

プロ奏者でも「これが終わってまだ時間に余裕があるから別こともやってしまおう!」という人はいるでしょうが、必要なことがもう出来たのに「今日はもう3時間やると決めているから」なんて無意味にずっと同じことを繰り返す練習をする人はいないでしょう。

大切なのはどれだけ長時間練習をするかではなく、どんな練習をするかです。

その必要な練習にどれだけの時間がかかるかはその人の技術レベルや耳のレベル次第なんですね。

参考になることがあればぜひ活かしてみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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