練習

何時間練習すればいいですか?

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中高生の講座で「何時間練習したらいいですか?」という質問を多く受けます。

有吉尚子です。こんにちは!

答えから言うと、時間数は上達とは関係ないとわたしは思っています。

1万時間練習したらプロになれるくらい熟練するっていう「1万時間の法則」なんてこの頃よく耳にしますが、あれはただ時間をかけたら成功するということではなくて質のいい練習を積み重ねたら、ということなんですよね。

テレビを観ながらロングトーンをしたり、うるさくて自分の音が聴こえないような環境で音を並べてみたり、そんな練習を1万時間やっても変なクセが付いたり音を聞かない習慣になったりするだけで上達はしません。

音大受験生や学生は長時間練習すると思われていますが、これも「1日7時間やるぞ」とか決めているわけではなくて、やりたいことが一定のレベルに達するために
必要なことをやってたら結果的に長時間過ぎていたというようなことなんです。

そんな経験を積み重ねてどういう練習が実際に効果があってそのときの自分に何が必要かわかるようになってくると、目標達成のための手順を早く進められるしできたかどうかを判断する耳もできて来るのでムダな時間はかけないで良くなったりします。

プロ奏者でも「これが終わってまだ時間に余裕があるから別こともやってしまおう!」という人はいるでしょうが、必要なことがもう出来たのに「今日はもう3時間やると決めているから」なんて無意味にずっと同じことを繰り返す練習をする人はいないでしょう。

大切なのはどれだけ長時間練習をするかではなく、どんな練習をするかです。

その必要な練習にどれだけの時間がかかるかはその人の技術レベルや耳のレベル次第なんですね。

参考になることがあればぜひ活かしてみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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