アドリブで遊ぶのって興味があるでしょうか。
もしかしたら難しいとか初めてじゃ出来ないこと、なんてイメージもあるかもしれませんね。
有吉尚子です。こんにちは!
わたしがよく遊びに行ってるジャムセッション専門の音楽教室での講座はアドリブは全くやったことのない初めての方でも安心なシステムになってるので興味あるけどセッションバーなどはちょっと敷居が高い、なんて方にオススメかもしれません。
ちょっとだけご紹介しますね。
ここでは楽譜は一切無しで、理論もほとんど無し。
使う音はドとレの二つだけとあえて決めてやってみます。
前にやった人を真似たり違うことをしてみたり耳と目でコミュニケーションを取っていくのが面白いんです。
使う音を二つだけにすることでどの音を選ぼうかたくさん選択肢があると瞬時に選べなくてワタワタしなくて済むし、指使いでパニックになったりもしなくて済むから心に余裕が持てるんですね。
その分の余裕で周りを見渡したり他の人の音を聴き取って真似したりなんて遊ぶことができるんです。
楽譜にかじりついていると正しく演奏しているようで周りとは全くコミュニケーションが取れてない演奏になる、なんてクラシックでもよく見かける光景ですよね。
クラシックで演奏をする人も楽譜無しで単純な音形のやりとりでアンサンブルをする練習というのを取り入れたらすごく勉強にもなるしトレーニングとして楽しく出来るものなんですよ。
種類は違っても相手の出した音にその場で反応するという点ではクラシックもジャズもポップスも同じですものね。
例えば楽団の練習休憩中なんかに遊ぶ方法として、こんな方法もあります。
たとえば「ドレミファソラシド」という音階しか吹かないと決めて全員順番に吹いてみます。
大きくしたり小さくしたりスタッカートにしたりレガートにしたりというのを前に吹いた人のそっくり真似をしたり、前に吹いた人とは違う新しいアイデアでやったりします。
真似する場合、全く同じようにと言っても小さな変化がやはり出てくるので、それも真似します。
そうすると伝言ゲームのように最後の人にいく頃には全く違っていたりして結構おもしろいんですよ!
これを音階ではなくて自分の好きな音を選んでやっていくのがジャムセッションですね。
交響曲でも自分と同じフレーズを前後に誰かがやっている、なんてよくありますよね。
同じ風にしたいのかそれとも全くカラーを変えたいのか色んな場合があるでしょうが、何となく楽譜通り・・ではなく意図を持って真似をするのか違いを引き立たせるのか考えたいですね。
この遊びのセッションで前の人と必ず違うことをすると決めてやっていく場合、お互いのアイデアでシェアしあえて引き出しがたくさんに増えます。
ひとつのフレーズをどんな風に魅力的にするかのアイデアを共有できる有効な練習です。
普段の仲間と遊びでやってみるとアンサンブル能力がすごく上がるのでぜひ試してみてくださいね。
わたしが参加しているジャムセッションの音楽教室はこちらです。
ジャムセッション専門の音楽教室FTJS!
http://www.jam-life.com/
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