アレクサンダー・テクニーク ソルフェージュ レッスン 練習

逆効果になるレッスンの受け方

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レッスンを受けてそのとき指摘されたこと、直そうと気をつけたら逆方向にやりすぎてしまうようなことってないでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

たとえば4拍子で自分は3拍目が早くなる傾向があると知りました。

レッスンでは早くなりやすい箇所を気をつけるように言われたので今後は意識して演奏していこう!

と思って気をつけて練習し次の週にレッスンに行ってみたところ今度は3拍目が遅くなる傾向があると言われてしまいました。

早くならないように気を付けたからちょうどいいのではと思ったら逆の傾向になってしまっていた、というケース。

あるあるですね。

これはそもそもテンポキープがうまく出来ていないことが原因なのであって、生まれつき3個めの音を早く取るのがうちの家系の遺伝なんだ、なんてことではありません。

自分のやりがちな傾向を知ってその拍を伸び縮みさせることで調節してるうちはテンポがキープ出来てるわけではないので気をつけたってそれによってさらに新たな傾向が出てくるものです。

それは普通のことだし、どれくらいやるとやり過ぎなのかまたは足りないのかを知って行く過程で必要なことです。

やり過ぎたり足りなかったりを繰り返してだんだんうまく行くようになるためにはその情報を正確にモニターできる環境があることが大切ですね。

そういう自分の中に基準を作っていく作業は外部の基準であるメトロノームに合わせる練習ではできないことです。

音程もアンブシュアなど奏法も同じことが言えます。

この音は高く低くなんて個別に気をつけてるうちは言ってしまえば音程感覚はまだ身についていないってこと。

じゃあどうしたら良いんでしょう。

まずは何かに合わせたりせず自分でこれだと思うことを実際にやってみて、それのついてのフィードバックを得る機会をできるだけ頻繁に持つのはとても効果的です。

信頼出来る耳を持って率直に聴いたことを伝えてくれる人がそばにいるなら聴いてもらうようお願いするのもいいでしょう。

自分の耳が信頼できるなら録音をしてみるのもいいかもしれません。

そういうフィードバックを得る機会としてレッスンを活用できたらただ言われたようにやるなんて場合よりずっと効果のある学びができますね。

一回「これに気をつけよう」と思ったことは、今度は逆方向に振り切っているのにやり続けて反対に変なクセが定着してしまったりしないよう、気をつけておきたいですね。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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