楽器練習効率化ガイドブック

レッスンを受けてそのとき
指摘されたこと、
直そうと気をつけたら逆方向に
やりすぎてしまうようなことって
ないでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

たとえば4拍子で自分は3拍目が
早くなる傾向があると知りました。

レッスンでは早くなりやすい箇所
を気をつけるように言われたので
今後は意識して演奏していこう!

と思って気をつけて練習し次の週に
レッスンに行ってみたところ
今度は3拍目が遅くなる傾向が
あると言われてしまいました。

早くならないように気を付けたから
ちょうどいいのではと思ったら
逆の傾向になってしまっていた、
というケース。

あるあるですね。

これはそもそもテンポキープが
うまく出来ていないことが原因
なのであって、
生まれつき3個めの音を早く
取るのがうちの家系の遺伝なんだ、
なんてことではありません。

自分のやりがちな傾向を知って
その拍を伸び縮みさせることで
調節してるうちはテンポがキープ
出来てるわけではないので
気をつけたってそれによってさらに
新たな傾向が出てくるものです。

それは普通のことだし、
どれくらいやるとやり過ぎなのか
または足りないのかを知って行く
過程で必要なことです。

やり過ぎたり足りなかったりを
繰り返してだんだんうまく行く
ようになるためには
その情報を正確にモニターできる
環境があることが大切ですね。

そういう自分の中に基準を
作っていく作業は外部の基準である
メトロノームに合わせる練習では
できないことです。

音程もアンブシュアなど奏法も
同じことが言えます。

この音は高く低くなんて個別に
気をつけてるうちは
言ってしまえば音程感覚はまだ
身についていないってこと。

じゃあどうしたら良いんでしょう。

まずは何かに合わせたりせず
自分でこれだと思うことを
実際にやってみて、
それのついてのフィードバックを
得る機会をできるだけ頻繁に
持つのはとても効果的です。

信頼出来る耳を持って率直に
聴いたことを伝えてくれる人が
そばにいるなら聴いてもらうよう
お願いするのもいいでしょう。

自分の耳が信頼できるなら録音を
してみるのもいいかもしれません。

そういうフィードバックを得る
機会としてレッスンを活用できたら
ただ言われたようにやる
なんて場合よりずっと効果のある
学びができますね。

一回「これに気をつけよう」
と思ったことは、
今度は逆方向に振り切っているのに
やり続けて反対に変なクセが
定着してしまったりしないよう、
気をつけておきたいですね。

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