教則本は何を使ったらいいですか?というご質問をよくいただきます。
有吉尚子です。こんにちは!
教則本は人それぞれ段階や課題によって合うものが違うので、レッスンに通って実際に見ている生徒さんでないとこれがオススメというのは一概に言えるものではありません。
またさらにどんな教則本でも使い方次第でものすごく難易度は変わるんです。
例えばこんな楽譜、音符をまだ読めない子供のためみたいな気がしますが、注意するポイントを変えると音大卒業生でも一回二回ではできない高難易度の課題になるんです。
実際にわたしのレッスンではプロで演奏活動してる方もこういう楽譜を使ってレッスンをしますが、なかなか難しいとよく言われます。
もちろんその方のレベルに合わせて楽譜の使い方を変えるので同じ課題を使ってソルフェージュ初体験の方とレッスンしたときに「意外と簡単でホッとしました」なんて感想をこともいただくこともあります。
音符がどれくらいたくさんかとかどれくらい跳躍してるか、なんてことでは教則本のレベルは表現することは出来ないんですね。
だから教則本だけ渡してあとは自分で練習してくださいね、というわけに行かなくて世の中はレッスンというものがあるんですね。
あなたの使ってる教則本、どうやって選んでどういう使い方をしていますか?