コミュニケーション 合奏・アンサンブル 思考と心

腹が立ったときしたいこと

楽団などで決まったメンバーで長く一緒に演奏を続けていると、仲間の些細な一言で苛立ったり傷ついたりなんてことはないでしょうか?

有吉尚子です。こんにちは!

そういうとき、どんな風に考えたらお互いに気持ちよく演奏を一緒にし続けられるでしょうか。

今回はそんなときのアイデアをひとつシェアしたいと思います。

まず第一歩、自分がどんな気持ちなのかに気がつくことがスタートです。

自分がモヤモヤしてると気付いたら「なんかモヤモヤする」というような曖昧な言葉ではなく「残念に感じている」とか「悲しい、怒っている」など具体的にしてみましょう。

「んーどうかな…と思った。」なんていうのは日常では使いがちですが具体的ではありませんね。

モヤモヤがあるなら「どうかな」ではなくもっと何か感じたはず。

それをはっきりさせてみましょう。

自己観察の精度が上がると譜読みの精度も上がっていくのでこれは一石二鳥かもしれません。

どんな種類の感情なのかわかったら次は自分が何を期待していたからそんな気持ちになったのかに目を向けてみます。

・丁寧に接してもらいたかった

・認めてもらいたかった

・同じ姿勢で音楽をしたかった

・優先的に対応して欲しかった

・言葉を選んで話して欲しかった

などなど色々気がつくかもしれませんね。

では次は自分が期待したことを相手が満たすべきだったかどうかを考えてみましょう。

…。

…。

…。

どうですか?

何だかバカバカしくなってはきませんか?

相手がいつもあなたの望むように振る舞うなんて可能性はそんなに高くはないはずです。

例えば言葉を選ばず乱暴な声がけをしてきたとしたってそれは相手の選択であり、自分はどう反応するかを自分で選べるものですよね。

そこで反射的に「なぜもっと言葉を選ばないのか」と相手を責めるのは「あなたは私の期待通りに振る舞うべきだ」と主張するようなものだと思いませんか?

そんなのおかしな理屈ですね。

外から刺激が来たらそれに反射的に応える前に一呼吸おいて自分の感情と求めてることをはっきりさせてから、相手にどんなことを伝えたいか考えてみるのはどうでしょうか。

感情的になってすぐに怒ったり落ち込んだりするよりはずっと建設的なコミュニケーションが取れそうな気がしませんか?

誰かの言動に過剰反応してしまいがちだなと感じる方に役に立つアイデアのひとつかもしれません。

ピンと来たらぜひ試してみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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