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ダブルタンギング

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前回の記事では舌を離すのには息の圧力も使えるというお話をしましたが、それでも間に合わないような速いパッセージの場合はダブルタンギングになりますね。

有吉尚子です。こんにちは!

速い=ダブルやトリプルみたいなイメージがあるかもしれませんが、ダブルタンギングをする狙いってどんなことだと思いますか?

シラブルがずっと一緒だともつれる原因になるので変化をつけるということですよね。

よくシングルタンギングはtutututatataと言われます。

そしてそれが追い付かないくらい速くなったらダブルタンギングでtakatakatukutukuにでやることが多いです。

しかし実は、舌の動きに変化をつけることができるアイデアは子音のtとkだけではないのです。

子音は同じで母音だけ変えるtotatotaやtutatutaでも充分な変化になり得ます。

ダブルタンギングのkは舌の上顎に触れる位置がtとは全く違うので慣れるまでなかなか発音しにくいですが、totatotaの発音だとほとんどシングルタンギングと同じ位置で変化をつけられます。

試しに楽器を使わず言葉で言ってみましょう。

実際にtotatotatotaと繰り返し言ってみてtoの時の舌の触れる位置動く方向それとtaの時の舌の触れる位置動く方向がどう違うのか観察してみてください。

舌の触れる位置はほとんど同じだけれど、動く方向が違うのがわかると思います。

同じ動作では動きの繰り返しよりも変化がある方がやはりもつれにくいものです。

シングルタンギングでより速くやりたい、と思った場合に試してみると良いですよ!

どうぞ試してみてくださいね。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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