楽器練習効率化ガイドブック

有吉尚子です。こんにちは!

普段直接お返事し切れない分、
公開回答をしようと思い
質問募集をしていましたが、
興味深いメールがあったので
私の意見と合わせてご紹介します。

↓↓↓ご質問↓↓↓

毎日楽しく読ませて
いただいております。

アナリーゼは難しいですね。

今日自主練の中で、
Tpパート仲間へ楽器のならし方や
和音、ソロのフレーズ感、
ソロでどこへ向かって吹いていくか
などを指導しました。

ソロは、まさに
アナリーゼの部分難しい。。

ところで、
クラリネットや木管楽器は
喉を開いて吹くといわれますが、
私が金管のため、
あまりよく分かりません。

この点をご教示
いただけますでしょうか?

横浜市
公務員
30代
トランペット
小宮山太一さん

↑↑↑ここまで↑↑↑

小宮山さん、お問い合わせ
ありがとうございます。

アナリーゼについての
メルマガに返信でくださったので
フレーズ感についても
言及されていますが
ここでの主なご質問はノドのこと
についてですね。

「ノドを開く」という指導は
昔からよく聞きます。

img_20161207_211413

それがどんな意図で使われて
いるのかは言ってる本人でないと
定かではありませんが、
「ノドを開く」を実際に自分で
やってるという方に尋ねてみると

・音が太くまろやかになる気がする

・息の通りが良くなるようだ

というのが理由として
返ってくることが多いです。

実際はどういうことなんでしょう。

必ずしもそれをやってる人に
同じことが起きているのではなく、
今までのレッスンで音を聴いたり
身体の使い方と関連して見られた
ことの中でありがちだったケース
に基づいたことを書いてみますね。

まず「音が太くまろやか」に
感じられるという場合、
実際には高い倍音を鳴らなくして
こもった音にしているパターンが
よく見られます。

多くは近くで聴くと
刺激が少なく柔らかくて、
遠くで聴くと輪郭がはっきりせず
ぼやけてよくわからない音です。

これは「ノドを開く」という
意図を持っても人体にはノドを
広げるために何かできる筋肉は
存在しないので代わりに
舌を押し下げて口の中の容積を
広げる動作をするのが
原因なのではないかと
今のところ思っています。

柔らかいこもった音が特徴の
オーボエダモーレや
クラリネットの機種なら
クランポンのプレステージュなどの
ベルには管体から流れてきた空気が
ストレートに外に出て行かず
一度スピードを落とすような
空気溜まりが作られていますね。

2016-12-06_01-16-19

ストレートに息が外へ流れていく
機種と比較すると
まろやかで柔らかくて、
でも遠鳴りはしにくい構造に
なっているようです。

さて人体の話に戻って、
人間の気道は軟骨で出来ていて
広がったり狭まったりは
出来ない構造です。

成人で大体16mmくらいの内径。

口の中が舌の押し下げで
広くなっていれば16mmなんて
簡単に超える広さが作れるので、
気管からストレートに外に出ようと
する空気を口の中で滞留させる
ことができるわけです。

つまりダモーレのように
楽器の構造に頼らなくても簡単に
音を柔らかくこもらせられる!

ただし室内楽のようなコンパクトな
会場を想定して作られた楽器が
大きなホールでは遠鳴りしにくい
という弱点があることも
忘れてはいけません。

どんな現場でも常にそれを
やるのが本当に自分の望む演奏に
近づくことなのかどうかは
一考の余地があると思います。

「一考の余地」とかうっかり
なんか賢そうな言葉使っちゃった。

実際にやってる人の
「息が通るようだ」
という感覚については、
口の中に空気がたくさんに
なるのでそれでたくさんの空気を
扱ってる感じがする
ということなのではというのが
今の私の見解です。

だって客観的に見たら出ていく
スピード自体は緩んでる
わけですからね。

そんなこんな、
かなりマニアックな回答に
なってしまいましたが
何かの役に立てていただけたら
嬉しいです。

実際にワークショップに参加すると
こんな質問への回答もしますし、
よくわかんなかったら
「実際にやって見ましょう!」
なんて感じで進行します。

気になる方は公開講座の情報を
チェックしていてくださいね!

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