アレクサンダー・テクニーク レッスン 思考と心 練習 身体の仕組み

昔は重かった楽器も今は軽くないですか?

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昔々楽器を始めたばかりの時期に、先輩や先生からたくさんのアドバイスをもらった記憶はあるでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

もしかして3才未満から始めた場合は記憶がない・・ということもあり得るでしょうが、無意識下にはきっと何かが残っていることでしょう。

実はわたしもそのパターンでピアノを初めて触ったのは3才。

どうやって弾けるようになって行ったのかは全く記憶がありませんが、背中をムダに反ったり片手でオクターブのときに目いっぱい手を広げたりするクセ大人になった今も残っていて無意識に弾こうとするとついやってしまっています。

子どもがだらしない姿勢で弾いていて「背筋をまっすぐ!」なんて怒られてる姿や指が短くてオクターブに苦労している姿は容易に想像がつきますよね。

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しかし大人になってオクターブでめいっぱい手を広げるとオクターブ以上届いてしまってミスタッチになります。

というようなことは管楽器・弦楽器にも言えること。

体格がまだしっかりしていない時期に楽器が重く感じて必死で身体のあちこちを固めて構えていたときの動作を軽々持ち上げられる大人になってからもやっていたり、

マウスピースを噛む力やキーを抑える指も過去の経験の延長でついやりすぎてしまっていることに気が付かなかったり。

若いうちはそれでも何とかなっていたとしても、筋力が落ちて効率を考えなければ
ならない年代になってもそれを続けていると当然ながら痛み疲労が出てきます。

キーの押さえ方がおかしかったり構え方に不自然さがあるような場合には今の現実の自分のサイズ・体力と自己認識がずれてしまっているということも考えられることの一つです。

そういう時に「楽器を始めたのは何歳のときだったかな?」と振り返ってみると身体のサイズや体力と楽器の関係が合っていないことに気がついたりします。

奏法に何かある時は単純に扱いに慣れていないというだけでなく昔からの思い込みなど思考が関係していることはとてもよくあり、また見落とされがちです。

普段は演奏中にそんなことはわざわざ思い出さないでしょうがたまには気にしてみるのもいいかもしれませんね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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