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本番中は筋肉なんてどうでもいい!

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今までの記事で身体の効率的な使い方についていくつか書いてきましたが、「本番中に筋肉のことなんて考えられない!」

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なんて感じた方はいらっしゃるでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

多分、たいていの演奏者は筋肉より音楽に興味があることでしょう。

ということで、実際の演奏のときには筋肉や骨のことなんか全部忘れてしまって大丈夫です!

というか、指や姿勢など身体をどう動かすか、ということに本番中の意識がフォーカスしてしまうのは大変危険でもあるのです。

たとえば指が難しいパッセージのとき、「指!」と強く思うほど途中で何をやってるかわからなくなってミスをしたりしますよね。

指のコントロールに意識がフォーカスすると大抵の場合、反対に音のことは忘れてしまいます。

難しい箇所で指が心配なのはとってもよくわかります。

わたしもそうですが、誰でもそうです。

でも、指は脳の司令通りに動きます。

脳の司令が混乱すれば、指はコントロールを失います。

具体的な出したい音があやふやになった状態で筋肉だけコントロールしようとしても目的があやふやになってダメなのですね。

じゃあどうしたら?

指やその他フィジカル面のことは自動で望む動きになるように繰り返して習慣にするのが練習するということ。

どんな動きを選択するかが意識的でなければならないというのはまだ新しい動きに慣れていないということです。

周りとのアンサンブルがどうなってるか聴き取ってそれに反応するために音をどう出したいかと言うことを考えたい時に動きについても選択する心の余裕がいつもあるとは限りません。

どんな動きが効率的かどんな選択肢があるかは練習の時に実験しておきましょう。

そして選びたい動きは意識の上では忘れてしまっても自動で選べるように繰り返して脳の回路を作ってしまう。

そうしたら演奏中に骨や筋肉について考える必要は無くなりますね。

練習の時にしたいことと本番で意図したいことの整理、ぜひやってみてくださいな!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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