アレクサンダー・テクニーク コミュニケーション レッスン

専門外のことを知ったかぶる危険

Pocket

誰でも常に万能なんてことは目指さなくていいのでは、ということはこのシリーズの最初でお話しました。

有吉尚子です。こんにちは!

人にはそれぞれ専門分野があるのでもちろん万能である必要なんてありませんし、第一そんなことは普通の人には不可能です。

例えばこれが病院だったら。

専門外の医師になんとなくの勘で処方された薬は飲みたくないですよね。(そんないい加減な医師はいないでしょうけど)

イラスト縦

音楽なら命に関わらないし、なんて考えて本当はよくわからないことをあやふやな知識で伝えてしまうのは生徒さんが長く音楽を続けていくうちに思わぬトラブルを引き起こしてしまったりします。(もちろん運良く何事もないケースもあるでしょうが)

具体的な例を出すならジストニアや根深い自己否定癖なんかが挙げられますね。

それでも困った時に身近に専門の先生がいなくて・・とか親身になってくれる先生だから、など色んな事情で専門外のことを尋ねられてしまうケース、結構あるかもしれません。

そんな時に専門外の立場からはどんなことができるでしょうか。

責任のある態度として例えば専門外のことは引き受けないまたは専門家を紹介する、なんてことができますね。

他にも「これは確かな情報じゃないかもしれないけど」と断った上で一緒に考える、というのも責任のある対応ですね。

一番危険なのはよくわからないことを知ったかぶりして不確かな情報をあげてしまうこと。

どんなことが起きるかもわからない情報を無選別に生徒さんに渡してしまってはその後悪影響が出たとしても原因も対処法もわからなければどうしようもなくなってしまいます。

頼ってくる生徒さんについ何かしら応えてあげたくなる気持ちは素晴らしいものですが、後々さらに困ったことにならないよう手渡す情報には気を配っていたいですね!

メール講座では演奏に必要なスキルについてさらに詳しく毎日無料でお届けしています。ぜひ読者登録してくださいね!
完全無料

受信形式

HTMLメール

文字メール

  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

-アレクサンダー・テクニーク, コミュニケーション, レッスン

© 2021 聴く耳育成メソッド