アレクサンダー・テクニーク ソルフェージュ レッスン 練習 身体の仕組み

浅く座るといいのはなぜ?

脚をどうしているかで鳴りが
変わることを知っていますか?

有吉尚子です。こんにちは!

手指や呼吸に関係する筋肉が
演奏に影響するのは明白ですが、
脚についてはピアノやハープ奏者
でないとあまり意識することが
ないかもしれませんね。

実は脚をどうしているかで
響きが変わるので鳴りや音質にも
影響があるものなのです。

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どういうことでしょうか。

響きというのは物理的な振動のこと
なので、振動がたくさんの場所に
伝わると音量が大きくなったり
含まれる倍音が増えて音質が
厚くなったりするのは
わかりやすいことですね。

ホールの壁や天井などに共振させる
なんてアイデアはよく聞く
と思いますが、
骨など人間の身体も共振します。

そのときに筋肉が不要な力みを
していると振動をムダに
止めてしまいます。

「脚をしっかり踏ん張って!」
「支えをちゃんとして!」

というのは固まるのではなくて
動き続けることなんだという
意図が伝わらないと
無駄な力みになり響かない奏法を
作ってしまうことも。

また反対に脚をブラブラさせて
不安定な状態にしておくと、
今度は姿勢のバランス調整のために
背中やお腹やあちこちの筋肉が
働かなければなりません。

それは脚がバランス調整に参加
していれば不要なはずの働きで、
筋肉は働けば縮まり振動を止める
のでブラブラにさせておけばいい
というものでもないのです。

ではどうしておくのが
一番いいのでしょう。

演奏中には出したい音色によって
色々に姿勢を変えますし、
その度にぴったりな姿勢を
探しているヒマなんかありません。

瞬間的に反応が必要なときには
カチカチに固まって
踏ん張っていても、
ブラブラにゆるんでいても
必要な動きにすぐに反応
できませんね。

奏法の必要や周りとの
コンタクトの必要によって、
すぐにどんな姿勢にでも動ける状態
が一番無理がないと言えるのでは
ないでしょうか。

「座っていてもすぐ立てるように」
なんて吹奏楽のレッスンでたまに
見かける指導はそういう意味で
効率的だと言えます。

浅く座るというのは見た目が
カッコいいからというわけではなく
演奏するときに有利な状態を
作っておけるという意味が
あるのですね。

何となく伝統的だから、
なんて理由で指示をされても
受け手は意味がわからないので
納得しにくいかもしれませんが
なぜそれが必要かを教えてもらうと
飲み込みやすくなりますよね。

ぜひ取り入れてみてくださいね!

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