アレクサンダー・テクニーク レッスン 練習 身体の仕組み

ベルアップして鳴らなくなる仕組み

大きな音を出すときやソロのときなど、ベルアップみたいに胸をはって背中を反らす動きをしている奏者を見たことがあるでしょうか?

有吉尚子です。こんにちは!

単純に音量を上げるという目的でやっていることもあるし、姿勢を良くして見た目にもソロをやっていることをアピールするという目的のこともありますね。

これはソロをやってます、という見た目のアピールとしては上手くいくアイデアですが、音量アップについてはあまり有効な手段ではありません。

なぜかというと、胸をそらすという動きは起きにくいように骨格が最初から設計されているから。

2016-08-28_09.43.56

写真の矢印のところを見てわかるように、背骨には反りすぎないためのストッパーのような形のトゲがあるので、そもそもやろうとすること自体に無理があるんですね。

そしてそれでもむりやり反ろうとするとき、背中側のいくつもの筋肉が上体を引っ張ってその動きを引き起こそうとします。

でもその胸反らしのための筋肉が頑張っているとブレスのときには柔らかく膨らみたい部分がすでに力んで固まっていて動きにくくなってしまいます。

しかも胸反らし筋は息を吐くときに働くと吹込みのサポートになるのに姿勢調整のためにすでに働いてると吹込みのためには使いにくくなってしまいます。

つまり、あんまり吸えないし吹き込みもしにくくなるというわけなんですね。

大きな音を出すためにはたくさんの息を使う必要があるのに、逆効果になってしまいます。

中高生によく見かけるこの動き、やめることで豊かに鳴り出したりするんですよ。

姿勢が音にどんな影響があるのか色んな姿勢を試してみるのもひとつのアイデアですね。

ピンときたら是非取り入れてくださいね!

メール講座では演奏に必要なスキルについてさらに詳しく毎日無料でお届けしています。ぜひ読者登録してくださいね!
完全無料

受信形式

HTMLメール

文字メール

-アレクサンダー・テクニーク, レッスン, 練習, 身体の仕組み

© 2021 聴く耳育成メソッド