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「いいなあ上手な人は」というグチ

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「上手な人は、恵まれた環境の人は、いいなあ」
というのが口癖になってしまってる人に出会ったことはありますか?

有吉尚子です。こんにちは!

謙遜のような羨望のような言葉ですが、そんな口癖を聞いた時にどんな風に対応していますか?

「〇〇さんもやればできますよ!」

なんて返しても

「いやいや、私なんて・・・」

という謙遜とも自己否定とも言えるようなお返事が来て返しに困ってしまうことはないでしょうか。

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そういう方は得てしてものすごく上手になったりはしないものですがなぜそうなってしまうのでしょう。

一見、自己肯定感の低さからくることのようにも感じられるのですが、そういう人は「やりさえすれば環境さえあれば自分にもできる!」という自信を無意識に持っていることもあります。

もちろん本当に環境さえ整えばしっかり練習もしてどんどん上手になっていくパターンもあります。

でも。

やらないことでチャレンジしてもできないかもしれないという可能性から目をそらしている現実逃避な場合も多いです。

じゃあどうしたら?

例えば、一緒に吹いていて何か一つでも「成功した!」という体験をさせてあげるのはどうでしょう。

生徒さんのレッスンなら課題になってるものを演奏した後、

「こことここが残念でしたね」

ではなく

「ここができましたね!」

というできたポイントを言葉にして伝えるんです。

できたポイントは自分では見落としがちなものですから、客観的な外部からのサポートはとても有効です。

そして「できたポイント」を毎回たくさん持って帰れたら自分はできる人間だからできないことは不快だと感じるようになります。

自分にとっての当たり前の基準が変わるのですね。

一度できるのが当たり前だという基準になってしまえば、その既存の基準をひっくり返すのは面倒だし怖いので「出来て当たり前」を維持しようと脳が勝手に努力します。

そうすると練習できる隙間時間を見つけたり、練習しなければならない言い訳を探して飲み会を断ったりもできてしまいます。

(もちろん練習より飲み会が大切な事もあります)

練習しないまたはチャレンジしない言い訳を探していた時と脳がやっていることは同じですが、方向が逆なのですね。

当たり前の基準をいつの間にかすり替えてしまうこと、ピンときたら是非試してみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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