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「いいなあ上手な人は」というグチ

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「上手な人は、恵まれた環境の人は、いいなあ」
というのが口癖になってしまってる人に出会ったことはありますか?

有吉尚子です。こんにちは!

謙遜のような羨望のような言葉ですが、そんな口癖を聞いた時にどんな風に対応していますか?

「〇〇さんもやればできますよ!」

なんて返しても

「いやいや、私なんて・・・」

という謙遜とも自己否定とも言えるようなお返事が来て返しに困ってしまうことはないでしょうか。

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そういう方は得てしてものすごく上手になったりはしないものですがなぜそうなってしまうのでしょう。

一見、自己肯定感の低さからくることのようにも感じられるのですが、そういう人は「やりさえすれば環境さえあれば自分にもできる!」という自信を無意識に持っていることもあります。

もちろん本当に環境さえ整えばしっかり練習もしてどんどん上手になっていくパターンもあります。

でも。

やらないことでチャレンジしてもできないかもしれないという可能性から目をそらしている現実逃避な場合も多いです。

じゃあどうしたら?

例えば、一緒に吹いていて何か一つでも「成功した!」という体験をさせてあげるのはどうでしょう。

生徒さんのレッスンなら課題になってるものを演奏した後、

「こことここが残念でしたね」

ではなく

「ここができましたね!」

というできたポイントを言葉にして伝えるんです。

できたポイントは自分では見落としがちなものですから、客観的な外部からのサポートはとても有効です。

そして「できたポイント」を毎回たくさん持って帰れたら自分はできる人間だからできないことは不快だと感じるようになります。

自分にとっての当たり前の基準が変わるのですね。

一度できるのが当たり前だという基準になってしまえば、その既存の基準をひっくり返すのは面倒だし怖いので「出来て当たり前」を維持しようと脳が勝手に努力します。

そうすると練習できる隙間時間を見つけたり、練習しなければならない言い訳を探して飲み会を断ったりもできてしまいます。

(もちろん練習より飲み会が大切な事もあります)

練習しないまたはチャレンジしない言い訳を探していた時と脳がやっていることは同じですが、方向が逆なのですね。

当たり前の基準をいつの間にかすり替えてしまうこと、ピンときたら是非試してみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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