アレクサンダー・テクニーク ソルフェージュ レッスン 練習

せっかくの鳴りを止めないために

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音を豊かに鳴らすというと、どんなイメージでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

吹き込む息の量を増やしたり、弦楽器なら使う弓の量を増やしたりといったことでしょうか。

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もうひとつ、より効率的に鳴らすためには「共鳴を使う」というアイデアもあります。

共鳴というのは楽器やホールの響きはもちろんのこと、自分の身体に起こる振動も含みます。

意外かもしれませんが頭蓋骨の中ってたくさんの空洞があります。

鼻や耳や色々と洞窟のようになっていて声や音はそこで反響します。

頭蓋骨は何か中身の詰まった球体ではないのですね。

そして音は物理的な震動ですから、それがあちこちにたくさん伝わるほど鳴りが良くなるわけです。

震動が伝わる身体のあちこちというのは骨とか筋肉のことですね。

もちろんわたしたち人間は頭部だけでなく身体全体が音のための共振をできます。

そして筋肉が力んでしまえばその振動を止めてしまいます。

たとえば良く鳴らせている人の首に触ってみると、細かい震動が感じられるんですね。

筋肉が振動を止めるような力み方をしていないからです。

頑張ってたくさん吹き込まなきゃ!と力めば力むほどますます鳴らなくなるというのも、大きく豊かに鳴らすには脱力が必要なんて言われたりするのもそういう理屈。

もちろん必要なだけの力は使いますが不要な力みを手放してすでに起こっている振動を邪魔しないというのも豊かな鳴りのためには大切なことのひとつですね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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