楽器練習効率化ガイドブック

音を豊かに鳴らすというと、
どんなイメージでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

吹き込む息の量を増やしたり、
弦楽器なら使う弓の量を増やしたり
といったことでしょうか。

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もうひとつ、
より効率的に鳴らすためには
「共鳴を使う」という
アイデアもあります。

共鳴というのは楽器やホールの
響きはもちろんのこと、
自分の身体に起こる振動も
含みます。

意外かもしれませんが
頭蓋骨の中ってたくさんの
空洞があります。

鼻や耳や色々と洞窟のように
なっていて声や音は
そこで反響します。

頭蓋骨は何か中身の詰まった
球体ではないのですね。

そして音は物理的な震動ですから、
それがあちこちにたくさん伝わる
ほど鳴りが良くなるわけです。

震動が伝わる身体のあちこち
というのは骨とか筋肉のこと
ですね。

もちろんわたしたち人間は
頭部だけでなく身体全体が
音のための共振をできます。

そして筋肉が力んでしまえば
その振動を止めてしまいます。

たとえば良く鳴らせている人の
首に触ってみると、
細かい震動が感じられるんですね。

筋肉が振動を止めるような
力み方をしていないからです。

頑張ってたくさん吹き込まなきゃ!
と力めば力むほど
ますます鳴らなくなるというのも、
大きく豊かに鳴らすには
脱力が必要なんて言われたり
するのもそういう理屈。

もちろん必要なだけの力は
使いますが不要な力みを手放して
すでに起こっている振動を
邪魔しないというのも
豊かな鳴りのためには
大切なことのひとつですね!

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