アレクサンダー・テクニーク レッスン 練習 身体の仕組み

腹筋運動は意味がない!

前回はお腹の支えには筋肉を動かし使い続けること、というお話でした。

今回はそのとき使える具体的な筋肉についてのお話です。

有吉尚子です。こんにちは!

昔の吹奏楽指導ではよく腹筋運動を1日100回!なんてことが言われていました。

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この仰向けから起き上がるいわゆる腹筋運動で最初の身体を少し持ち上げるのに使われるのが鍛えるとムキムキになるお腹表面の筋肉(腹直筋)です。

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これ、演奏時はものすごくフォルテで吹き込むとき以外、呼吸することに関してあんまり大きな助けになるわけではありません。

そして実際に身体を起こすのに作用するのは大腰筋という脚の筋肉

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つまり起き上がりの腹筋運動で主に鍛えられるのは呼吸にはほとんど関係ないお辞儀をするための脚の筋肉なんですね。

それよりも吹奏楽器演奏の吹き込みを助けるのは、お腹まわり全体の筋肉です。

お腹まわりをぐるっと背中も含め、胴体の底部も含め、全体を囲むようについている何層かの筋肉(腹横筋・内腹斜筋・外腹斜筋・骨盤底筋など)です。

この筋肉群が胴体全体を絞る方向に狭まっていくことで内臓を上に押し上げ、その結果として横隔膜が上に上がり肺が圧迫されて内部の空気が外に出ていくのが、息を吐くという動作。

お腹の正面にある腹直筋だけではこの全体を絞る動きはできないんですね。

中高生ではそんなことはまだ学校で習っていないので楽器の先生が教えてあげる必要のあることの一つです。

レッスンや講習会をする機会のある方はぜひぜひ活用してくださいね!

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