アレクサンダー・テクニーク レッスン 思考と心 本番 練習

予想外のことが起きた時

緊張したときや驚いたときなどとっさに出てしまう動き思考って必ずしも演奏にプラスに働くことだけではありませんが、これって仕方のないものなのでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

もしかしたら誰でもそうかもですがわたしは子供の頃飲み物などで熱いものに触れたら驚いてとっさに手を引っ込めていました。

そうすると持っていたマグカップは床に落ち壊れ、飲み物は散らかり、手だけならまだしも手以外に足など追加でやけどをしたりとっさの反応をしていたために二次被害的なことを起こしてしまったりしていました。

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それを何度も繰り返して、熱いと感じたら後先考えずに手を引っ込めるのは最善の策ではないと気付きました。

今では熱いものに触ってもすぐに手を離さず二次被害を防ぐことができます。

大人なんだから当たり前ですが(笑)

きっと誰でも何かしら似たような経験はしているのではないでしょうか。

たとえば、楽器を持っているときに地震がきて近くの棚から時計が落ちそうになったらどうしますか?

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急激な動きをして本番前なのに楽器をどこかにぶつけてしまうより時計が落ちる方が結果的に被害が少ないから「あわてて時計を受け止める」より
「時計は落ちても放っておく」=「楽器を守る」
を選んだ方がいいこともあるでしょう。

そういう風にとっさの反応というのはそれまでの経験や思考などの積み重ねで自分で選んでいるものなんですね。

では緊張する本番中、指が震えてることに気付いたらどう反応しますか?

とっさに震えないように力を入れるというのもひとつの反応です。

別の選択肢としては、震えてるかどうかは放っておいてどういう風に作品をお客さんに紹介したいかを改めて考える、というのもひとつです。

音楽のエネルギーがどこにどんな風に向かってるかを再確認する、というのも選択肢のひとつ。

例をいくつか挙げましたが、この中で「震えを止めるために力を入れる」というのは、パフォーマンスをする上ではあまり有利になりにくい選択なことが多いんです。

なぜかというと力を入れて動きを止めることと、本番で起こっている色んなことに柔軟に動いて対応することは反対のことだから。

望むように演奏するために最善の選択をするか最善でない反応を選ぶかは選択次第ですが、つい習慣で選んでしまっていることが最善でないと知らない場合もあるんですよね。

事前に何を選ぶかを想定した練習をするというのも緊張する場面で本来の力を発揮するのにはいいことかもしれませんね。

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