楽器練習効率化ガイドブック

前回の記事
本番だけおかしなミスを
してしまうことについて、
もうひとつ。

「本番では練習した通りに!」
「平常心で落ち着いて!」

なんて思ってはいませんか?

有吉尚子です。こんにちは!

これって実は失敗を招いてしまう
可能性のある言葉なんです。

もちろん練習のときの通りに
出来たら大事故は
起こらないでしょう。

しかし実際のところ
本番は練習とは状況が違います。

ステージはいつもの練習室
ではないし、
スポットライトは
普段浴びていません。

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たくさんのお客さんもいつもは
目の前にはいない。

一回限りでやり直しはできない
というのも普段の練習とは
違います。

ちょっと考えただけでこんなに
日常と違うことがあるのに、
それから目をそらして
見ないフリをしては、
起きている現状の認識がちゃんと
できないようにするようなもの。

現状認識ができなければ
予想外のことが起きたときに
パニックになって変なことを
してしまうのは当たり前です。

本当は普段と違うものから
目をそらしたいのではなく、
慣れない状況で起きる色んなことに
適切に対応したい場面ですよね。

では本番に向かうときに
どんなことを考えたいでしょうか。

話が変わるようですが、
フィギュアスケートのコーチが
本番のパフォーマンス直前で
選手にどういうことをしているか
見たことはあるでしょうか?

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選手と一緒に気分を盛り上げて
テンションも上げているところが
よく見られますよね。

アドレナリンがたくさん
出てしまうとドキドキして
緊張してしまうのでは?

なんて心配は特に無いようです。

むしろアドレナリンというのは
とっさのときに対応する筋力や
反射のスピードを上げたり、
注意力があちこちに行き届くように
するために役に立つそう。

いつもと違う場面で
色々アンテナを張って、
入ってきた情報にすぐに
対応するために味方になって
くれるもの。

それを「平常心で落ち着いて」
なんて制御しようとしては
もったいない!

本番が今までで一番演奏ができた!
なんていうミラクルが
起きることってたまにありますが
あれはアドレナリンが
適切に使われた結果なのですね。

そう考えると自分にかける言葉も
「いつも通りに落ち着いて!」
よりは
「本番の演奏を楽しんで!」
なんて建設的で現実に即したものに
なるのではないでしょうか。

ピンと来たら取り入れてみて
くださいね!

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