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伝わらない生徒さんに会った時

アドバイスなど何かを伝えるとき、何度言っても通じないなんて相手に出会ったことはないでしょうか。

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有吉尚子です。こんにちは!

時にはアドバイスやレッスンなどをする必要があっても音楽家がレッスンするということを学ぶ機会は日本ではまだほとんどないので、大抵が自分のやってきたことや教えてもらったことをそっくりそのまま伝える、ということをしがちです。

もちろん自分がやってきてある程度の効果があったことは同じことをやって効果のある人も一定数いるでしょう。

でも。

動作や知識の学習の仕方には人によってそれぞれ違うパターンがあります。

先生がやって見せてスッと理解できる生徒もいれば、ひとつひとつ論理的に説明されてそれに納得する生徒もいます。

自分で試してみないと感覚がつかめないという人もいるでしょう。

つまり先生がやってきた通りのことはそのままでは理解できないという人も中にはいるわけですね。

そういう生徒さんは理解力が無いのでも相性が合わないのでもありません。

ただ単にコミュニケーションのパターンがあなたと違うだけです。

劣った相手なのではなく自分とは違うことに長所がある、ということを忘れないでいたいものですね。

このコミュニケーションの違い、代表的なのは視覚聴覚体感覚の3つのタイプです。

例えば、視覚からの情報を受け取りやすい人は先生のやっていることを見たり図で解説されたりするとすぐにわかります。

聴覚からの情報を受け取りやすいタイプは説明を聞いたり、音を真似したりというのが得意。

体感覚からのタイプは肩や膝をトントンとリズム叩きをしてもらったり自分で実際にやってみたりすると言葉ではなくても理解できたりします。

もちろんこの3つに必ず分類できるわけでもなく複合的に組み合わされたり別の要素が必要だったり、ということはあります。

とはいえ目の前の相手が自分と違う情報の受けとり方をしているとわかったら、どうやったら伝わるのかを考えることもできるし、その人に合うかもしれない別の先生を紹介することもできますよね。

伝わらないのは先生のコミュニケーションのパターンと生徒のパターンが違っている、ということが原因のことも意外に多いものです。

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「何度言ってもわからないなら破門だ!」なんて思う前に、人それぞれコミュニケーションの取り方には特徴があることを知っておくのも大切なことですね!

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