楽器練習効率化ガイドブック

前回の記事では音程が変わる時、
隣の音に行くよりも
離れた音に行く方が
エネルギーが必要で、
そのエネルギーの違いは
盛り上がり方の違い
ということでしたね。

有吉尚子です。こんにちは!

これってちょっと前に流行った
アナと雪の女王のサビフレーズで
わかりやすい例があります。

歌詞が
「ありのーままのー」
サビの部分。

C -durにすると
AHC-GGD-になります。

2016-07-26_11.11.23

「ありのー」のAHCは
普通に隣り合った音ですね。

「ままのー」も隣の音に進むなら
HCD-でもおかしくはないです。

2016-07-26_14.49.42

でもそれだとオリジナルの
メロディーより
ドラマチックさが減りますね。

行き着く先のちょっと離れたDに
跳躍して向かう方が
「ありのままで生きていくんだ!」
というエルサの決意の
ワクワク感が出ます。

このフレーズには他にもいくつか
盛り上がる仕掛けがあります。

最初のAHC-に対して跳躍しながら
より高い音に向かうGGD-
のフレーズですが、
これが例えば跳躍してはいても
スタートが同じAの音で
AHD-だったらどうでしょう?

2016-07-26_13.45.05

さらっとした印象になりますが
別にありですよね。

でもこれ、離れた音に進む
跳躍フレーズはスタートの音を
最初のAより低いGで始めています。

AよりGの方が行き着いた先の
高い音Dに対して
よりインターバルがあります。

より遠くへ行くためにエネルギーを
感じさせますよね。

そしてGから始まってただ単に
GHDと少しずつ跳躍するよりも
GGD-とGを2回やって
低さをキープしたまま一気に5度
跳躍してより躍動感
出しています。

2016-07-26_13.58.07

単純な旋律で
ほんの少しの解説ですが、
これだけでも説明してみると
結構納得できるもの
ではないでしょうか。

ではそのアナリーゼを演奏に
反映させるには
どうすればいいでしょうか。

次の記事を見るまでに
考えてみてくださいね!

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