楽器練習効率化ガイドブック

前回の記事では
本当は楽にたくさん息を吸える
方法を知っているのに
なぜわざわざ音を立てたり
吸ってる感じを得ようと抵抗感を
作ろうとしたり
してしまうのでしょうか、
というお話でした。

有吉尚子です。こんばんは!

これって吹奏楽の出身者には結構
あるあるな思考パターンが
原因になっています。

コンクールに向けてや定期演奏会
に向けて体育会系な訓練を
積み重ねてくると、
良い演奏のためには
辛い努力が必要なんだ、
と思い込んでしまったりします。

燃える腕

練習が辛いかどうかと
演奏のクオリティは
本当は関係ないのに!

そして効率的で演奏のクオリティも
上がるやり方を知ると、

「良い演奏のためには辛い思いを
しなければいけないのに、
こんなに楽に感じるのは
ダメなのではないか?」

なんて思うように
なってしまいます。

そんな思考が実際は役に立たない
無駄な頑張ってる感を作り出したく
なってしまう理由のひとつ。

辛い思いをするかどうかは
どうでもよくて
本当は思ったように演奏したい、
というだけのことなのに
いつの間にか目的が
すりかわってしまうのです。

そういうことの
よくあるもう一つの例として、
息を吐くときにお腹を固める
動作があります。

20160725_102532

腹筋を使って!
息の支え!

なんて言われるとついお腹の筋肉を
固めてしまうのは自然なことです。

そしてお腹をカチカチに固くするのは
疲れる上に息を吐くことを邪魔します。

これもやってる感じは
とてもしますよね。

でも。

息を吐くときにはお腹は柔らかく
動き続けている必要があります。

たとえば均等に息が出ていくなら、
一定の速度で空気が動き続ける
ようにコントロールをし
続けることが必要です。

お腹をカチカチにしてしまうと
そんな繊細なコントロールは
できません。

コントロールし続けるのは
固めるのと違います。

頑張ってる感はとてもするけど
演奏の邪魔をしてしまう、
そんなことって
結構たくさんあります。

つまらない思い込みのせいで
辛くて大した意味のない練習を
延々としてしまう
なんていう時間とエネルギーの
もったいないことは
したくないものですね。

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