アレクサンダー・テクニーク 練習 身体の仕組み

不具合に早く気付くには

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前回の記事では身体のどこかが傾いていたり力がかかっていたりという情報をキャッチして脳に送る仕組みが上手く機能しないと何が困るのか、ということでしたね。

有吉尚子です。こんばんは!

この違和感センサーの筋肉群が力んで固まると情報キャッチが出来なくなり身体の他の部分からのフィードバックが得られず、不具合に対処するための微調整を行う指令が脳から出なくなってしまいます。

つまり、どこか微細な違和感や不具合があってもそれに気付かず、そのまま効率的でない動作を続けることで肩こり演奏中の痛み・故障などを引き起こす原因になるのです。

肩こり女性

違和感センサー、ちゃんと働いてくれないと困りますねえ。

はじめはほんの些細な違和感も長く繰り返し起きることで痛みや不具合に繋がってしまうのでそれが演奏に不要なことなら早い内に解消するにこしたことはありません。

誰でも持ってる違和感センサー、せっかくならONにしておきたいですよね!

じゃあセンサーをONにするにはどうしたらいいんでしょう?

オンとオフのビーズ

これは前回お伝えしたように、違和感センサーの役割をする筋肉を無駄に力ませないで緩めて自由に動けるようにしておくのがポイントです。

そうすると、やりたい動作に対して最適な動きを身体が自動で行うのを、わたしたちがたまに持ってしまう間違った意図で邪魔をしなくなります。

間違った意図ってなんだろう?

例えば演奏で息を吐くときに腹筋をカチカチに固めるのは息を吐く動作を邪魔しますが、無意識にため息をつくようなときはお腹を固めたりしないから深く吸って吐けますね。

試しにお腹をカチカチに固めて深いため息をついてみましょう。

なんだかスッキリしませんよね。

間違った意図が動作を邪魔するというのはそういうこと。

アレクサンダー・テクニークはこの違和感センサーを活用して、演奏中どこかに不具合や痛みがあったら何がその原因なのかな?

というのを自分で探って解決するのを助けるものです。

違和感センサーをONにしておければ誰でも自分でそれができるものなんですよ!

原理がわかって使えるととても便利なので音楽家には特にオススメしたいことです。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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