前回の記事では「気をつけ」な姿勢では腰痛になったりブレスの邪魔をしてしまうことがある、ということでした。
有吉尚子です。こんにちは!
では、一番左の猫背に
見える姿勢はどうなのでしょうか。
単純に猫背だからダメ、とうことではないんですね。
なぜかというと、
見栄えが悪くてもその人の身体の構造に適していれば奏法の有利さという点ではそれが一番だからです。
その上で、構造に適さないほどに丸まってしまうのは肋骨や肺を圧迫してしまうことが多いのであまりオススメはしません。
とはいえ、背骨が丸まっているのか背中にお肉がたくさんついているため骨格的にはそうでもないのに丸く見えるのか、というのは専門家でないと見極めが難しいところです。
だから誰にでも同じように
「背筋がまっすぐに見える姿勢をしなさい!」
という指導は危険なんですね。
では、姿勢の要となる胴体って、一体どうなっているのが一番演奏に有利なのでしょうか。
次の記事に続きます。