有吉尚子です。こんにちは!
前回の記事では繊細なニュアンスが聴き取れていないとどんなことが起きるでしょうか、
ということでした。
疑問の余地は無いと思うのではっきり言ってしまうと、繊細なニュアンスを感じ取れなければ仲間の抑揚に合わせられずアンサンブルから置いていかれてしまいます。
置いていかれてることに気づいたら次は修正することができますよね。
それなら二回目に音を出した時にはちゃんと合わせられるので心配することはありません。
ではもしも、ズレてることに気付けてすらいなかったら・・・
いちいち仲間から指摘されなければ修正することもできないので、もう次は誘ってもらえないかもしれません。
自分の認識できないレベルで足りてないことがあるなんてちょっと怖いことですね。
音楽をする上で、感覚の目盛りが細かいことはとっても大切なことです。
音程の高い低いがわかるからって油断はできないかもしれませんよ!
なーんて。
怖いことを言いましたが、安心してくださいね!
感覚の目盛りは大人になってからでも研ぎ澄ますことはできます。
注意して周りのニュアンスまで聴こうという意図のある方は注意のポイントさえ明確なら必ずちゃんと聞こえるので大丈夫。
ちゃんと聴こえていれば相手に合わせるのか逆にギャップを出すために相手と違うことをするのか、なんて選択もできてアンサンブルはより楽しくなりますね。
アドバイスするときはどうせなら高い低い速い遅いなんてことだけでなく細かなニュアンスまで含めて聴いてそれにどう反応するのか、なんてことまで伝えてあげたいですね!